V,エトセトラ

中国伝説白蛇伝





































































































項  目 説  明
伝説名 中国伝説白蛇伝「許仙与白娘子」
伝説の紹介 <白蛇伝あらすじ>
中国峨媚山に住む三千年生きている白蛇(白素貞)が人間に姿を変え、青蛇を従えながら人間界に降り立ちました。白素貞はそこで人間の男性、許仙に恋をしてしまい、赤姫やチビ蛇達の見守る中強引に結婚しました。暫らく幸せな日々が続きましたが、高僧・法海和尚が白素貞の正体を見破り、法海和尚は許仙に、端午の節句の時に祝い酒である黄酒を白素亭に飲ませるよう仕向け、それを飲んだ白素貞は酔ってしまい、白蛇の正体を現してしまいます。それを見た許仙はショックで死んでしまい、その命を助ける為に白素貞は必死に蓬莱山へと、百年に一輪しか咲かない蘇生花を取りに行きます。なんとか持ち帰り許仙の命を助けますが、生き返った許仙は、白素貞が蛇である事を知って恐れおののき、法海和尚の元へと逃げていきます。白素貞は許仙を連れ戻す為何度も金山寺へ行きますが。その度に和尚が阻み、とうとう怒りに狂った白素貞は、水の精、風の精、火の精、海族を集め、金山寺を火や水で攻め、多くの修行僧や村人達の命を奪ってしまいます。
 暫らくして許仙は、たとえ白素貞が蛇妖怪であっても恋しいと気付き、金山寺を抜け出し白素亭の元へと走ります。妖怪でも何でも良い白素貞を慕う許仙、自分を裏切った許仙を殺そうとしながらも許してしまう白素貞・・・
この物語は中国古来から、孫悟空と同じように世の人々に愛されてきた物語です。 

 
<世界の宗教>
 インドのヒンズー教では蛇(コブラ)は智恵の神であり、弁天様は「サラスバティ」と言って蛇の女神である。旧約聖書でも知恵の実を勧める神(悪)であるし、中国でも道(タオ)のマークは、陰陽2匹の蛇かトカゲがモチーフとなっている。古代エジプトのアークの杖も、2匹の蛇が絡み付いている。日本でも奈良県三輪大社の神は、大物主の神で、本体は蛇だと云い伝えられている。中国の古代の考え方は、蛇は龍に変化して行く源質だとされて、重要な意味付けをされていた。
<占いのサイトに置けるヘビの夢>
ヘビ (大吉)・(吉)
ヘビは古来より吉兆とされ、とくに金運が良いとされています。
ヘビをつかむ夢は、大金とはいきませんが、小金を手にします。
仕事>>>順調に推移します。小さな事にこだわらず計画通りに進めて下さい。
金運>>>小さな金運があります。

大蛇が天に昇る夢は大吉です。
ヘビと昇天という二つの強運を合わせ持ち
大吉の運勢です。仕事、金銭、恋愛、健康、全ての面に大きな幸運をもたらします。
仕事>>>大変に良い夢です。昇進を目指す人は、希望が叶えられる運気です。

白いヘビや黄金のヘビの夢はいずれも吉夢で、強い良運の気を持つ「しるし」です。
仕事>>>全てに良い運勢です。何事も積極的な行動をとることが、良い結果を生じます。
金運>>>黄金のヘビの夢は財運に大吉で、宝くじの高額当選などの強運を呼び込みます。賭け事にも幸運があるでしょう。

マムシに噛まれる夢は、同じヘビでも白ヘビや黄金のヘビほど良い夢とは言えません。
気に食わない、高い買い物をしてしまう恐れがあります。家族の事故には気をつけて下さい。特に子供の動きには注意が必要です。予期せぬ出費があり、やりくりに苦しみます。

<歴史の中のへび、神話やおとぎ話し>
表象(シンボル)としてヘビが大きな役割をしていますので、ヘビの意味合いを調べておく必要があります。このとき神話やおとぎ話、あるいは民俗学的な説話が役に立ちます。

たとえば、旧約聖書の創世記のなかにアダムとイブをそそのかしたヘビが登場します。ヘビはイブに、智恵の実だよとリンゴを食べさせましたよね。そのせいで彼らは互いが裸であることに気づき、腰のまわりをイチジクの葉で隠してしまう。それでリンゴを食べたことが神にバレてしまい、彼らはエデンの園から追放されて人間として生きていかねばならなくなります。
このお話は、無邪気な子どものように男女を意識することもなく何の心配もないエデンの園で暮らしていたアダムとイブが人間としての智恵を身につけていくプロセスをあらわしています。すると、ヘビにはどうも精神的な大人になるための「智恵を授ける」というニュアンスがあることがわかります。
また、ヘビはギリシャ神話の医療神アスクレピオスの従者としても知られていて、この場合にはヘビには「治癒力」というニュアンスもあります。日本にも白ヘビが神の使いというニュアンスがあります。
さらにアスクレピオスの神殿(実際に存在した病院の起源)の会計を担っていたのがヘビで、お布施を入れる箱にはヘビの紋章が掘り込まれていたそうです。日本でも「ヘビ皮を財布に入れておくとお金が貯まる」という言い伝えを聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。どうもヘビには「豊かさ」、もっと現代的に表現すれば「お金」のニュアンスもあるらしいのです。