台湾情報

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Taiwanese information
 [17]   影 映画情報
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台湾情報-17

           台湾で大ヒットを記録した映画「海角七號」。

  物語の舞台は台湾南部の恒春の街。日本人歌手中孝介(本人が出演)のコンサートの前座を務めるため、住民を寄せ集めたバンドが誕生。主人公のボーカルはバンドまとめ役の日本人女性と対立するが、主人公の手元には、六十年前に日本人教師が引揚船の中で書いた台湾人の恋人へのラブレターが配達されようもなく置かれていて…。

  敗戦と言う歴史に翻弄されて別れざるを得なかった男女の情感が現代を生きる若者たちの心を揺り動かして行くと言うストーリーだが、実際には切ない恋愛劇と言うより明るい喜劇であり、スピード感ある音楽映画でもある。全編を通じ、台湾人の明るさ、善良さ、優しさなどに支えられた活力が充満している。

  私には登場人物一人ひとりが、愛すべき典型的な台湾人に見えた。最初はみな勝手なことをやってバラバラでも、最後は情の部分で結ばれて、大きなエネルギーを発揮するあたりが何とも台湾人らしく、こちらまで気持ちが明るくなる。

  この低予算の作品の興行収入が五・三億元に達し、かの「タイタニック」に次ぐ台湾史上第二位を記録したのは奇跡的だと報じられている。

  ジャーナリストの林意玲氏はブログで、「『海角七號』は台湾社会において一つの美しい共通の記憶となった。史上空前の五億元の収益は、鑑賞することが全国民運動になったことを示している」と書いていた。

  台湾人の友人からも、「自分ではあまり感動していないのに、何度も見に行った人がいる」とか、「知人から『あなたにはDVDは貸さない。まず映画館に行ってくれ』と言われた」と言った話を聞かされた。

 登場人物の滑稽かつエネルギッシュな掛け合いに笑い転げながらも、六十年前のラブレターの場面(日本語で朗読される)では涙を流すのが台湾人だ。

 アカデミー賞外国語映画部門でのノミネートが期待されたが失敗したようで、台湾のために残念だ。しかし傑作は傑作である。台湾人と日本人の心の近さも理解されよう。そこで日本で上映の際には「ぜひ見に行こう」と重ねて呼びかけたい






















































































映画「海角七號」は素晴らしい

  私は先日チャイナエアーラインでヨーロッパへ出掛けた際、その機内で映画「海角七號」を3度も見てしまいました。それほど良く出来た作品で台湾映画史上空前のヒットとなった理由が分かります。東京〜台北路線始め殆んどの路線の機内でも見る事が出来ます。この映画の監督、魏徳聖氏はまだ40才ですが、台湾人の温かさ、優しさ、おおらかさを見事に表現されておられます。台湾人男性と日本人女性との恋物語というだけではなく台湾と日本の絆の深さを改めて考えさせられる作品だと思います。またシンプルながらリラクゼーション効果溢れる音楽も映画背景にマッチしているように思います。それと主役の一人[友子]を演じる田中千絵さんは台湾師範大学に語学留学した若手女優ですが、12月の台湾ヤフー世論調査の[2008年台湾マン・オブ・ザ・イヤー]において陳水扁、王永慶氏に次ぐ第3位にランクされたようです。因みに彼女のお父上はトニー・タナカ氏。女性の間では有名なカリスマ的メイクアップアーティストです。台湾へ行かれる際は是非ご覧になられますようお勧め致します。(H.M)

海角七號 ( Cape No.7 )電影開頭,唸情書口白的配樂。
作曲:駱集益 編曲:駱集益

登場角色:
阿嘉: 范逸臣 飾演
友子: 田中千繪 ( たなか ちえ )飾演
水蛙: 夾子小應 飾演
勞馬: 民雄 飾演
大大: 麥子 飾演
馬拉桑: 馬念先 飾演
茂伯: 林宗仁 飾演
日籍教師、歌手: 中孝介 ( あたりこうすけ ) 飾演
小島友子: 梁文音 飾演
明珠: 林曉培 飾演
美玲: 張沁妍 飾演
車行老?娘: 佩甄 飾演
洪國榮: 馬如龍 飾演
阿嘉媽媽: 沛小嵐 飾演
歐拉朗: 丹耐夫正若 飾演
導演: 魏コ聖 飾演























































時 空 と 民 族 を 超 え て

台湾青春映画

海 角 七

C A P E  N O . 7

 「人生はたった一度、でも夢は一度限りではない。振り返る勇気があれば、あの日を取り戻せる」======= 本年の台北映画祭とアジア海洋映画祭(東京)でグランプリを獲得した台湾映画『海角七號』は、演者のコミカルな演技が若者の心を捉えて、ロケ地が大ブームを巻き起こしている。興業収入は4億台湾元突破し近年にない大ヒットとなっている。

2009/01/03

 
























































梁文音 Photo

台湾で記録的な大ヒットを飛ばした映画「海角七號」に60年前の友子役として出演した
梁文音(レイチェル・リャン)




























































メークアップアーティストのトニータナカ氏の長女で女優の田中千絵が7日、千葉・幕張で開催された『第4回アジア海洋映画祭イン幕張』のコンペティション部門に出品した『海角七号』でグランプリを受賞した。作品は、台湾の海岸沿いの街が舞台に日本人と現地の女性との絆をテーマに描いたもの。受賞に先立ち、5日に千葉県内で行われた会見で2年ぶりに凱旋を果たした田中は「夢のようです。夢はあきらめなければ叶うものだということを実感しました」と涙ながらにコメント。2年前に一念発起して台湾へと渡り、血のにじむような努力で中国語を習得、初主演という大役を見事、モノにしていた。すでに台湾では、先月22日より上映されており大ヒット好評価を受けているという。

台湾ってかわいい!」―『海角七号』主演女優・田中千絵
  日本での芸能活動を経て、アジアで活躍する女優になろうと、中国語を学ぶために1人、台湾に渡ったのが2006年。語学留学を終え、荷物をまとめて日本に戻ろうとしていた時、映画の主演の話が突然、舞い込んだ。その作品『海角七号』(魏徳聖監督)が台湾で大ヒットし、なんとアカデミー賞の台湾代表作品候補にもエントリー。彼女は国際派女優としての道を歩き始めた。そんなシンデレラストーリーのヒロイン、田中千絵が9月初め、「アジア海洋映画祭イン幕張」のために来日し、「ガラスの靴」となった『海角七号』について、目をきらきらと輝かせながら語った。

関連写真:そのほかの田中千絵さんの写真


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――台湾で大ヒットしている『海角七号』ですが、まずは出演することになった経緯を教えてください。

  監督が中国語の話せる日本人女優を探していた時、スタッフの方がたまたま、私が中国語と日本語で書いているブログを見つけてくださって、オーディションに呼ばれたんです。本当にラッキーなことに、そのまま主演が決まりました。

――まさに、シンデレラストーリーですね。

  『海角七号』は台湾では異例の40館で公開されて、今年の台北映画祭の最優秀賞を受賞したり、来年のアカデミー賞の外国語映画部門の台湾代表候補になったりと、私に本当にたくさんのラッキーをたくさん運んできてくれました。

――8月22日の台湾公開以来、興行収入がぐんぐん伸びているとか?

  1000万台湾ドル突破の記念記者会見を開こうと思っていたら、いきなり2000万台湾ドルを超えてしまって、前売り券は発売するなり売り切れたり、とても反響が大きいですね。

――こんなにもヒットしているのはなぜでしょう?

  登場人物がみんな、身近にいる感じで、自分の生活の中で本当に起きそうな物語なんです。私は、台湾ってかわいい場所だと思うんですけど、演じている人たちが自然体でそのかわいい部分を描き出しているから、観て下さった現地の人たちが『あ、台湾ってこんなにかわいらしいんだ』って気付くことができるっていうのが、ヒットの最大の要因だと思います。

  台湾映画はどちらかと言うと芸術性が強いんですが、『海角七号』は最初から最後まで、涙と笑いが繰り返すエンターテインメント作品。魏監督は『ドリンクとポップコーンを持って映画館で楽しんでほしい』と言っていました。

  あとは、音楽ですね。台北映画祭でも最優秀音楽賞をいただいたんですが、音楽がとても素敵なので、映画館で観るのが絶対にいい作品なんですよ。台湾人と日本人の時間とボーダーを超えたラブストーリーに、音楽を通して夢を実現したい人たちの姿が織り込まれていて、音楽がとても大事な要素なんです。

  そんないろいろが重なって、観て下さった台湾の方々がブログに『こんな映画、台湾にはなかった』とか、『これはまさに台湾の映画だ』って書いてくれるのを見ると、本当にうれしいですね。

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「台湾はかわいい」という彼女の言葉には、日本語でいうところの「可愛らしい、いとしい」という意味のほかに、中国語での「愛すべき」というニュアンスも含まれている様子。「台湾の人たちって本当に優しくて、そんな人たちに囲まれているからこそ、がんばれるんだな、と思います」と話す彼女の、柔らかいながらも確かな口調には、まだ中国語が話せなかった頃から丁寧に積み上げてきた経験に裏打ちされた、自信があふれている。(編集担当:恩田有紀)


田中千絵
東京出身。1998年、高校生の時にスカウトされ、テレビドラマで芸能界デビュー。2005年に周杰倫(ジェイ・チョウ)主演の映画『頭文字D』に出演したことをきっかけに海外での活躍を目指して単身、台湾に渡る。08年公開の初主演映画『海角七号』が大ヒットし、台湾で活躍する日本人女優として知名度を上げた。父はメイクアップアーティストのトニータナカ。

海角七号
2008年/台湾/日本公開未定  魏徳聖(サミュエル・ウェイ)監督
台湾南部の海辺の町、恒春(ヘンチュン)。ミュージシャンになる夢に破れ、10年間過ごした台北から故郷に戻ってきた阿嘉(アカ)は、郵便配達の仕事を始めた。そんな中、浜辺で開催される有名日本人歌手・中孝介のコンサートの前座バンドを住民たちで結成するというプランが持ち上がる。仕事で滞在していた日本人モデルの友子がバンドの取りまとめ役を任され、阿嘉を含めた6人の即席バンドの練習がスタートした。

ある日、阿嘉は「海角七号」という今はない住所に宛てた日本からの小包を見つける。中には、終戦直後に台湾を離れた日本人教師(中孝介2役)が台湾の女性に宛てて書いたラブレターが入っていた。この手紙をきっかけに、始めは反発しあっていた阿嘉と友子は深い絆で結ばれていく。


















































































































海角七號予告編

海角七號 國境之南

海角七號 1945那年 配樂

海角七號 情書1〜1945

海角七號1945鋼琴配樂即興演出

范逸臣 - 情書 MV (完整版)

梁文音 「流浪記」

海角七號-1
海角七號-2




















時代的宿命 口白:蔭山征 19451225日。
友子、太陽がすっかり海に沈んだ。
これで、本当に台湾島が見えなくなってしまった。 君はまだあそこに立っているのかい?
友子、許しておくれ、この臆病な僕を。 二人のことを決して認めなかった僕を。
どんなふうに、君に惹かれるんだったっけ。 君は髪型の規則も破るし、 よく僕を怒らせる子だったね。 友子。 君は意地っ張りで、 新しい物好きで、 でも、どうしょうもないぐらい君に恋をしてしまった。
だけど、君がやっと卒業した時、 僕たちは、戦争に敗れた。 僕は敗戦国の国民だ。
貴族のように傲慢だった僕たちは、 一瞬にして、罪人のくび枷を科けられた。 貧しい一教師の僕が、 どうして民族の罪を背負えよう? 時代の宿命は時代の罪。 そして、僕は貧しい教師に過ぎない。
君を愛していても、 諦めなければならなかった。
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1945
1225日。友子,太陽已經完全沒入了海面我真的已經完全看不見台灣島了
[イ尓]還站在那裡等我[口馬]?友子請原諒我這個懦弱的男人從來不敢承認我們兩人的相愛我甚至已經忘記我是如何迷上那個不照規定理髮而惹得我大發雷霆的女孩了友子[イ尓]固執不講理、愛玩愛流行我卻如此受不住的迷戀只是好不容易[イ尓]畢業了我們卻戰敗了我是戰敗國的子民貴族的驕傲瞬間墮落為犯人的枷我只是個窮教師為何要[才背]負一個民族的罪時代的宿命是時代的罪過我只是個窮教師我愛[イ尓],卻必須放棄[イ尓]