A:原音 Goan5-im
各々の台湾語の字は全部、原音で書いてある。
轉音 Tng2-im (変音Pian3-im) (変調 Pian3-tiau7)
台湾語は、話しことばで幾つかの例外を除き、ほとんど轉音(変調)する。
しかし、例外がある。 いま、いくつかの例をあげて説明します。
1、一句の中の最後の字は原音で不変。
ハイフンでつないだ最後の教会ローマ字の部分は変声(Pian3-sia~)しない
教会ローマ字 台湾語 日本語
Lau7-su → Lau3-su 老師 先生
↑ ↑
To-sia7 → To7-sia7 多謝 ありがとう
↑ ↑
2、一つの字で名詞の場合だけ原音は不変。 なお動詞の原音は変声する。
教会ローマ字 台湾語 日本語
ChiN5 銭 お金
Chu (Chheh) 書(冊) 本
Poe 杯 コップ(杯)
3、二つあるいは、二つ以上の字でハイフンでつないだ最後の教会ローマ字
の部分は変声しない(不変)。
教会ローマ字 台湾語 日本語
Hak8-seng → Hak3-seng 學生 学生
↑ ↑
Tai5-oan5-lang5 → Tai3-oan3-lang5 臺灣人 台湾人
↑ ↑
Ma2-lai5-se-a → Ma-lai3-se7-a 馬來西亞 マレーシア
↑ ↑
4、″Che″→這(これ)と″he″→彼(あれ)の字は、原音で変わらない。
(絶対変声しない)
B:動詞、代名詞
動詞、代名詞において、句の中に含まれている場合は転音する。
(変声する)
Che ai3 loa7-che7(choe7)chiN5 ? 這 愛 若 多 錢 ?
↑ (これは、いくらですか?)
Che ai2 loa3-che3(choe3) chiN5 ?
↑
Goa2 si7 hak8-seng. 我 是 學 生.
↑ (私は学生です。)
Goa si3 hak3-seng.
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